ハノイに到着しました |
毎朝決まった時間に掃除を始める賢い子です。
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2016年 09月 26日
ほんとうにどうも、ご無沙汰しております。 生きてます(笑) 9月17日、2か月の日本滞在を経て ハノイに到着しぼやぼやしている間に10日が過ぎました。 ブログの書き方をすっかり忘れてしまいましたが そろそろ再開せねば。。と鉛筆を削ったところです。 7月15日 シンガポールを旅立ち、 夫はハノイへ 私と子供は日本へ 別々の場所でベトナムのビザが下りるのを待ちました。 よく友達に「日本はいつまでいるの?」と聞かれましたが 「うん、ビザがおりたよ~って連絡があるまで(笑)たぶん・・9月下旬とか?」と 答えていました。 それくらい、ベトナムのビザが下りるには時間がかかるというのは覚悟していたのですが、、 その間の2か月、実家でのんびりしていたんだろうなぁと 皆さんは想像して下さっていたかもしれません。 私もその予定でのんびり構えていたのですが、 母が最近、足腰を悪くしてリハビリに通っており そこにギャーギャードッタンバッタン騒々しい我が家がやってきて 数日ならまだしも長丁場になるにつれ、 しんどそうなのが全面に伝わってきて 「まだ18日、、、」と深いため息をつかれ お互いに気疲れするようになってしまいました。 母はもともと山登りが趣味で体力もあり 仕事でしていた洋裁の技術は健在で、今年初めには洋服を40着作って ギャラリーで販売していたくらい元気だったし、 「せっかく帰ってきたのに・・」と 私も始めは素直になれませんでした。 でも、 自分に置き換えたら 友達が海外からやってきて居候させてと一緒に寝泊まりしたら 一週間はいいけど2か月はそりゃ嫌だな・・と納得し 私一人でも幼稚園児ふたりをずっと見るのはしんどい時もあるのに 生活スタイルも違う老夫婦に、長期間つき合わせるのは いくら親子でも申し訳ないなと 途中から近所のレオパレスに引っ越す事に決め、そこで母子生活を送りました。 そこからは、差し入れしたり 会いたいときに連絡して会ったり、一緒に川遊びや遊園地に行ったり スープの冷めない距離で、いい関係で過ごしました。 子供は勝手に自分の親はいつまでも元気なものと信じ込んでいるけど そうじゃないこと、 体がおちると気持ちもおちること、 義実家では義母が97歳になるおばあちゃんの介護をする様子を目の当たりにし、 自分も40手前になり、健康や介護のこと、いろいろと考える事の多い一時帰国となりました。 それにしても24時間年長&年少の一番 私もかなり疲れました。 仲良しなのが災いして、寄って触ってはぎゃーぎゃー、泣いても笑ってもギャーギャー・・ ママに構ってほしいお二人さん、ちょっと私が携帯を見ると 「ママ!聞いてないじゃん!ちゃんとこっち見てて!!」と怒られる・・ 9月から短期で幼稚園に入れようかと問い合わせしましたが、 運動会プログラムが始まるとのことで断られ結局ずっと一人でみることに。 公園やスイミングプール、児童館に日替わりで連れて行ったり、 ひとりで二人を連れての買い物に狭いキッチンで鍋ひとつフライパンひとつでの料理、、 と休む暇もなく 「レオパレスに移ったらブログでも書こう」と意気込んでいたけれど 夜9時には子供と一緒に寝落ちの毎日。 将来思い返せば、あのころが一番良かったと思うのかもしれないけれど 渦中で逃げ場も一人の時間も、愚痴を言える夫も友達も身近にいない1か月半は 正直しんどくて、 疲れからか、2か月の間に3回結膜下出血(目の血管が切れて白目が真っ赤になる)になり ずっと眼鏡でした。 そんなだから本当に早く夫の待つハノイに渡りたくて、 子供達と「あと〇回寝たらパパに会えるね」と指折り数えていました。 ・・・ そして迎えた9月17日!!! 飛行機の出発が2時間遅れ、思いがけずできたお土産買い物タイム、 持ってた現金とカードでまたまた食材を買い込み離陸! 無事ハノイに着陸し、夫に言われた通りにビザカウンターへ。 みんないくらかキャッシュを払ってる・・・ きいてないよ~!! と最後の最後にダチョウ倶楽部並みに冷や汗かきましたが ぎりぎりセーフw スーツケースと段ボール合計7つ、総重量140kgの荷物と 3人、無事に入国できました。 それらを乗っけた2台のカートを一人で両手押ししながら ドアの向こうに夫が手を振ってるのが目に入ってきた時には 張り詰めた糸が切れたかのように 大泣きしてしまいました。 やっとやっと着いたよ~ 翌週月曜日から、子供達はさっそく幼稚園がスタート。 今度は日系の幼稚園で、お友達や先生もほとんど日本人です。 可愛い制服やスモック、砂場やワンボウルじゃない給食、鍵盤ハーモニカや 指でつける糊を使う工作、、何をとっても日系だ~とすごく新鮮です。 夫は私がいない2か月、 ハノイは和食屋さんも多いし何の不便も感じてなかったようで 独身貴族を満喫しておりました。 知らない間に有能な住み込みお手伝いさんも採用しており、、、 普段はリビングにいるけど毎朝決まった時間に寝室にきて起こしてくれるらしい、、、 ふぅん、、、、 色黒で丸顔っていう私と似たところがポイントだったのかしら、、、 私がいない間に我が家にやってきたルンバちゃん。笑 毎朝決まった時間に掃除を始める賢い子です。 ルンバちゃんがせっせと掃除してくれ 夫が子供の相手をしてくれるのを眺めながら お茶をすするのが、最高に至福の時間でございます。 ハノイについてホッとしたのか、少し風邪をひいてしまったり 船便も到着してないので包丁もなく、数日はだらだらしてましたが 幼稚園付き添いの帰りにふらっと2キロくらい歩いて散策したら 楽しくてワクワクしました。 やっぱり私は外にでて、探索するのが好きなんだなと思いました。 まだ本調子ではないけれど、ゆっくりエンジンをかけていきたいと思います。 くしくも今日は私の誕生日!新たな気持ちで頑張ります! 目下の悩みは、この書き終わってないシンガポール版にハノイ版を 続けるか(ぐちゃぐちゃになりそうな・・) 別ブログを立ち上げるか(2重で管理費かかるな・・←セコイ) というしょうもない悩みです。笑 にほんブログ村 #
by yukosing
| 2016-09-26 19:36
| Singapore 日記
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Comments(21)
2016年 08月 12日
どこかにご飯を食べにいっても、普通においしいものが食べられる昨今 何か強烈なインパクトがなければ(ひっくり返るほど美味しかったとか、見たことないとか) ブログやSNSで書く人以外から、聞かれてもないのに自ら「あの店が良かった」と 勧められる事はあんまりないのですが 半年ほど前、本帰国直前の友達と、また別のお友達2人から 「リトルインディアのマスタードって店知ってる?この前行ったんだけど、そこの海老ココナツカレーが すごく美味しかったから行ってみて!!」と、数日違いで同じことを立て続けに言われたものですから 「そんな人に言わずにおれないカレーなのか・・・気になる」と旧正月休みに家族で早速行ってみたのです。 結論から申しますと・・・ 激・オススメ! これは人に話したくなる!カレーでございました!!! あまりに気に入り その後5か月の間に4,5回行きましたし、 お友達にも「最後の晩餐はマスタードのカレーがいい!」と宣言していた程でした。 いきなり期待値をここまであげて写真を載せないのもナンなので まずは この店の代名詞とも言える、その海老ココナツカレーを ドン!!! ココナツをくりぬいた器で出てくる、見た目からのインパクトがまず凄い!!! これがテーブルに運ばれてくると、どこのテーブルからも「おお~」とか「わぉ~」とか 声があがってました。 と本命を明かしたところで詳細に・・ お店の場所はリトルインディア駅E出口からすぐ、徒歩3分くらいです。 リトル・インディアはまさにインドで、インド人が右手でお食事している店も多く見かけます。 Race course rd にある店は比較的キレイ目・観光客も入りやすい雰囲気の店が並んでると思います。 Mustardからもうすこし先には日本のガイドブックには必ず掲載されてるバナナ・リーフアポロもあります。 メニューを開くと、Mustardの店名の由来などが書かれており、その次にはインド地図が。 Mustardはベンガル・パンジャン地方の料理だそうです。 国土の狭い日本だって西と東じゃあれだけ違うのだから(ケンミンショーを見ると同じ日本なのにビックリする事が度々)、 ひとくちにインド料理と言っても、簡単に語りつくせないくらいの違いがあるんだろうなぁ。 私にはどの地域の料理がどうとまでは語れないのですが 分かることは、Mustardのカレーは辛くない!! 私は辛すぎるのは苦手なので、インド料理は店・内容によっては辛すぎて全部食べられない事もありましたが Mustardはいつも完食してました。 ココナツ海老カレーは子供達もばくばく食べるくらいマイルド。 そこそこ判断がつきます。(以前各地方のインド料理が15ページくらいに渡っていた時は匙をなげたくなった) ココナツ海老カレーは Chingri Maacher Malai Curry $18.90 「プラウン・ココナツカレー!」で通じると思うけど 律儀にもメニュー通りに 「ち、ちんぐり も・・まああちぇぇ ・・」と読み上げていると 誰もが頼むシグネチャーなこともあり、ハイハイと分かってくれます。笑 飲み口が軽く飲みやすいビールでした。 よく頼むのはマトン(羊肉)のビリヤニ。マトンがビーフのように柔らかくパラパラご飯が美味しいです。 プラウンココナツカレーは、マイルドなのでナンを合わせるより味のついたビリヤニをお供にすると より美味しい気がします。 ココナツクリームにシナモン・クローブ・カルダモンのスパイスが入って 海老のうまみも感じられ、すべてがバランスよくマイルドにまとまってる感じ。 最後は柄の長いスプーンで中をごりごりしてしまう位好きです。 ひと皿で、3-4人くらい分かな? 奥のナスの一品は、焼きなすみたいで美味しかった! Bhaja は揚げた、という意味で野菜揚げ物サイドメニュー。 Beguni(eggplant) ・・ナス Kurkuri Bhind(Lady finger) ・・オクラ 写真はないですがチキンマサラなども辛すぎず美味でした。 全体的に日本人の口にも合う、辛さマイルドな料理が多くハズレなし! お料理は美味しいマスタードですが、ひとつイケテナイことが。。 それは、混んでると料理がサーブされるのがめちゃくちゃ遅く、かなり待たされること。 混んでて待つのはどこでもある事なので気にしないのですが、 ここはひとつのテーブルのオーダーがすべて作り終わらないと次のテーブル分に 取り掛からない事が数回の訪問で分かりました。 だから、あちらの団体客が一足先にオーダーをとってしまったら悲惨です。 ドリンク以外何も出てこず30分・・ 日本人としたら、居酒屋のように、つまみ系が一品でも出てきたらそれをつまみに待てるのに・・ 他にお客さんがいたら、とにかくオーダーはお早目に!!が吉です。 ● ● ● ● ● 美味しくて日本では滅多に食べられない、 見た目にもインパクトがあって アクセスも良いので 旅行でシンガポールに来られる方にもお勧めです。 実際、Mustardを知ってからというもの 知人からシンガポール旅行に際してお勧めを聞かれたら 必ずここを候補のひとつに上げています。 この半年、家族やいつもの友達と食べにいった他には、 日本からいらしたゲストをお連れした事も。 そのゲストとはその日が初対面でして 以前から何度かコメントをくださっていた、その名も「海南鶏飯ハンター」さん。 なんと・・何度か訪れたシンガポールでシンガポール料理にはまり 日本でご自身の仕事の傍ら、シンガポール料理の教室まで開いていらっしゃる、シンガポール愛に溢れたお方なのです。 ブログで拝見する限りやコメントのやりとりでも、お料理があまりに本格的で サンバルチリ(ラクサに添えてあるあのチリ)までご自分で作られるとか・・ 日本食で例えるなら、外国人が出来合いのごまドレッシングを買わずに、 自分で胡麻をすって、味噌やら出汁やら調合して作っている感じでしょうか。 だから私は挨拶のすぐあと開口一番に、シンガポールに住んだ事があるのかもう一度確認したら シンガポールに住んだ事は一度もないと。 わたし、シンガポールに5年間住んでいたのにひとつもまともにシンガポール料理を再現できませんけども・・・汗 ハンターさんとは別に、先日私がシンガポールを離れた際に頂いたコメントでも 既にシンガポールを離れた方や旅行で訪れた際にブログを見つけてくださった方が シンガポールの今を知ろうとその後もブログを引き続き読んでくださっていることに驚き それだけシンガポールが人を惹きつける力のある街なんだと嬉しくなりました。 初めましての海南鶏飯ハンターさんご家族は、想像していた何倍も素敵なファミリーで 息子くんも物知りで賢く、お会いしてすぐにすっかり打ち解け楽しい時間でした。 毎年シンガポールにいらしてるので、また来年もシンガポールでお会いしましょう!!と言いたかったのですが 初めましてでハノイへの転勤を打ち明け、ええええええとのけ反らせてしまいました。 でも!来週義実家から戻る途中に京都で途中下車し、ハンター一家を再会が叶う運びになりました。 マスタードでご馳走いただいた借りをお返ししなくては!! シンガポールがつなげてくれたご縁、大事にしていきたいなぁと思います。 そして最後は(半分)宣言どおり、引っ越し作業の前日に お二方ともシンガポールの最新お洒落なスポットを誰よりも早くアップしている 隠れたカリスマブロガー!! どちらも私が二人のファンで、会いたいと申し出たのが始まりだったな。 ブログをやっていて良かったことは、ブログを通じて広がる出会いがあること。 ハノイはブロガーさんも少ないけれど 良いご縁があるといいな Mustard マスタード 32 Race course road, Singapore, 218552 (Little India E出口から徒歩2分) tel 6297-8422 Sunday to Friday: Lunch: 11:30am to 3:00pm Dinner: 6:00pm to 10:45pm Saturday: Lunch: 11:30am to 4:00pm Dinner: 6:00pm to 10:45pm にほんブログ村 #
by yukosing
| 2016-08-12 03:47
| Singapore グルメ(インド)
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Comments(9)
2016年 08月 08日
シンガポールを離れた我が家に温かいコメントをたくさん頂き
感激です、ひとつひとつ噛みしめました。ありがとうございました! 日本では朝から晩まで2人の子供に付き合っているので シンガポールの時よりゆっくりできてませんが(笑) 朝から止まないセミの声にますます暑さを感じながら、だらだらと暮らしております。 ; ; ; ; ; ; ; ; ; さてシンガポールラストデーはホテルに遊びにきてくれた恵比スさんとYエリちゃんの持ち寄りで カレーやチーズを頂いた写真をアップしましたが、 Yエリちゃんがデザートに持ってきてくれたものがありました。 それは気になりつつ、まだトライできてなかった BAKEのチーズタルト! さかのぼること今年の3月、、 東京・バンコク・シンガポールに住む友達からなる数人のLINEグループで、 東京のお友達がバンコク遊びに遊びに行っている様子を報告してくれ、 「東京でも行列のチーズタルトをバンコクで一緒に食べてる~!!」と 教えてくれました。 その時は、へぇ~くらいの反応だったのですが、 そんな話題のチーズケーキ屋さんがシンガポールに来ると知ったらもう! そして4月末、ION Orchardの地下にシンガポール1号店がオープンし またたく間にシンガポーリアンにも話題となり連日行列・・と噂が耳に入ってきました。 何でも30分まちとか1時間待ちとか! 1か月後くらい、夫が同僚から、めちゃくちゃ並んで買ったという日本のチーズケーキを 一つもらったと。 「それ、BAKEでしょ!」 「うーん、なんとか屋って書いてあった気がするけど」 「じゃ、違うか」 とそこで止めずにgoogle先生に聞いてみるワタシ。 BAKEのホームページにあったヒストリーを呼んで納得。 もともとBAKEの創業者は「きのとや」という北海道の小さな洋菓子屋さんの息子さんで、 IT企業に勤めた後、お父さんのお店で一からお菓子作りを修行し、 その後ひょんなことから売り上げの悪かったチーズタルトがスター商品となり 自分で「BAKE」を立ち上げ、世界進出に至ったと。 その、チーズタルトがスター商品になるきっかけとなったのが、 シンガポールの北海道物産展だったそうで、 限られたスペースで冷蔵保存ができず、焼き立てを天板の上に並べて 置いておいたら、飛ぶように売れ始めたと! 世界にはどこにどうチャンスの種があるのか分からないところが面白い。 そんなストーリーも気になり、そろそろ行列の長さも短くなってきたころかな?と IONに足を運んでみると。。 あ?!ぜんぜん並んでない!!チャーンス!!とばかり スタッフに声をかけると・・ 「列の最後尾はここじゃなくて、あっちなの。そこに並んでね」と言われ 言われた通り、数10メートル先の吹き抜け広場に行ってみると・・ めっちゃ並んでるーーーーっ その後も、IONを通るたびにちらっと覗いてみるのだけど、 列の長さはいつもこれくらいで、 結局最後まで並んで買うことができませんでした。 BAKEを買ってきてくれたYエリちゃんとは、時々「今日もすごい列だった~」とBAKEの話をしていて、 覚えててくれて最後にお土産で買ってきてくれた事が、めちゃくちゃ嬉しかったです。 買ってきてくれたエリちゃんに聞いたら、 買って冷凍保存もオッケーだそうで、少し前に買って冷凍しておいてくれたそう。 夜はカレーでお腹いっぱいだったので、翌朝空港に見送りに 来てくれた友達と一緒に頂きました。 もちろん、焼き立てをその場で食べるのが一番のお勧めなんだろうけど 冷凍したのを解凍した状態でも 濃厚チーズとサクサクのタルトがとってもおいしかったです。 シンガポーリアンも、日本人と同じく新しもの好きで、行列に並ぶのも 厭わないなぁと常々思ってましたが、 次回シンガポールに行くときにはもう少し列は並んでないかな? いつか焼き立てあつあつを食べてみたいものです。 #B4-33 ION Orchard 2 Orchard Turn Singapore 238801 Opening hours: Daily 10am-10pm にほんブログ村 #
by yukosing
| 2016-08-08 14:58
| Singapore グルメ(スイーツ)
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Comments(4)
2016年 08月 02日
今までお友達がシンガポールから本帰国する際には
最後の数日を憧れホテルで滞在してリッチに過ごす・・という人も多く 我が家の最終章はどこでどう過ごすのかしらと、淡い夢を抱いていましたが 最後の一週間は 8・・・段ボールが運び込まれるも壁に立てかけたままお友達との約束へ 9-11 2泊で旅行 12・・・3日分の洗濯物を前に現実逃避で朝・昼・夜の約束へ。荷物仕分けで徹夜 13・・・引っ越し荷出し当日 14・・・ラストデー(この日のみホテルステイ) 15・・・朝9時には空港、夫はハノイ、私たちは日本へ と時間と荷物に追われる日々でした。 ぺー&りーは、引っ越しすることについて理解していたか?どうかですが、 嬉しいとか悲しいとか、お友達と別れるのが寂しいとかは全く言わなかったけれど 毎日私が断捨離品を友達にあげにいったり、誰かが譲る家具を取りに来たりする のを見ていて ある日ぺーに「おもちゃを片付けなさい」と注意したら ぺー「どうせこれも誰かに持っていかれちゃうんでしょ」と言った時には ビックリしました。(どうせ、なんて言葉は使ったこともなかったし) 子供なりに、いろいろ感じ取ってるのよね・・と、 捨ててほしくないものはなるべく捨てないからちゃんと分けてね、 と説明しました。 そして引っ越し当日の朝はキタ。 キッチンと子供のモノは仕分けができてたけど まだ、自分でひとつひとつ確認しながらパッキングしたい物は残っていた けれど時間が来たら、作業員がワーーーっと来てパッキングが始まり、 丁寧にやりたかった大切なものも、いつの間にかどこかに梱包され スタートから2時間後には、パッキングはほぼ終了してました。 自分の気持ちがついていかないままに嵐が去り 自分の準備不足が悔やまれ ガランとした部屋の寂しさと疲れとで 色んな感情が一気に押し寄せてきて 昼食のパンをかじりながら泣けてきました。 引っ越しは何回やっても慣れません。 ● ● ● ● ● ● 何はともあれ、荷出しは終わって最終日!! 子供達も幼稚園登園ラストデーです。 グッディバッグとカップケーキを用意して、お礼の挨拶に行きました。 ぺーとりーのクラスメイトの数は合わせて27人。 お誕生日なら大きなカップケーキでも良かったのですが、さくっと食べられるよう 3㎝くらいのミニカップケーキにしました。 City Square mallの地下(トイザラスの前)にある、WHIPS CUPCAKEでオーダーしました。 子供が好きそうなフレーバー、チョコ・ストロベリー・マシュマロの3種をmix。 ひとつ$1でお財布にも優しく、沢山頼むと割引になります。 かわいいミニサイズは年少さんでも食べやすいようでみんなキレイに完食してました。 グッディバッグは、昨年お誕生日にオーダーしてから時々利用してる、Qoo10で ネットオーダー。 自分で中身とラッピングバッグを別々に買い揃えなくていいので楽ちんです。 今回は、数が必要だったので何の変化球でもない、子供たちはもらい飽きてそうな(笑) 文房具セットにしちゃいましたが、キャラクターの手提げバッグに喜んでくれました。 私はボヤボヤしている間もなく家へ飛び帰り、夫とエージェントがコンド引き渡しを しているところへジョイン。 掃除をしてから、ホテルにチェックインに向かいました。 この道すがら・・ あるモノを夫がハノイへの引っ越し荷物に入れてしまった事が発覚!! そ れ は 日本円やキャッシュカードが入ったポーチ・・ 翌日から日本というのに、私は現金ゼロで日本入りするという事・・・ ・・・・ちーん・・・・ 私は顔をひきつらせたまま、友達とのラストランチに向かいましたとさ。 最後の最後まで友達との約束を取り付けておいて良かった。 でなければ私の顔は引きつったまま硬直していたわ。w 向かった先は、オートラムパークのカフェ「The POPULUS」 1:30頃到着したら、ショップハウスの奥まである店内は若者でいっぱいでした。 インテリアやメニューの自体、小物やメニュー構成など何をとっても イマドキで、若者が集うのも頷ける! 私は「和牛ビーフグレインボウル」にしました。ご飯の代わりにキヌアのベッドが敷かれ その上に野菜やビーフタタキが乗っており、ヘルシー。 お友達チョイスの、「トリュフ和牛ビーフ丼」 こちらはご飯の丼で、同じ和牛ビーフでも味も濃いめでガッツリ! ご飯の上にはふりかけが。 我ら日本人にはごく普通ですが 最近他のカフェでも、こういうbowlのトッピングに「FURIKAKE」というチョイスがあり FURIKAKEは、今や世界ではヘルシーでクールなんだね、とシンガポールで発見した クールジャパンについて語りあいました。 丼ものやパスタも美味しかったですが、お友達イチオシの一皿は 「チキンパンケーキ」と聞いていました。 聞いていたけどネーミングから姿が想像できず、だれも注文してませんでした。 そのお友達本人が後から到着してオーダーし 想像してたのと何か違う!! でも一口もらったら、美味しいーーーー!このタレは何?! チキン南蛮が好きな人は絶対好きなはず。 甘辛いランチドレッシングに、クミンやカレーのようなスパイスが効いた 癖になる甘辛味ソースが、カリっと揚げられたジューシーなもも肉とベストマッチ!! めっちゃ美味しいけどこれ一皿を一人で食べるのは かなりお腹が空いていないと無理そうなので シェアが良さそうです。 デザートをシェアしようと皆で「チョコレートサンデー」を頼んだら またもだれも想像してなかった形状のものが運ばれてきてビックリ!! 一堂ざわつきましたが(笑) 美味しくいただきました。 この数日前にお別れの挨拶をしたお友達がフラッと一人で入って来て お互いビックリしたり お仕事の合間にジョインしてくれる方もいて嬉しかったです。 the Populus coffee 146 Neil Road +65 6635 8420 月:9:00~19:00 水:9:00~19:00 木-金:9:00~22:30 土:9:30~22:30 日:9:30~19:00 みんなとハグしてお別れし、幼稚園に子供達をピックアップ。 子供達も、最後は先生とハグしてお別れ・・ さて一晩限りのホテルステイ、どこかというとマリーナエリアの マンダリンオリエンタル。 扇形のホテルで、マリーナ側のお部屋になるか指定しなかったのですが 窓からマリーナベイサンズが見えるお部屋になり夜景もキレイでした。 お部屋に仲良しのお友達二人を呼んで最後の晩餐をしました。 この前日、フォローしているインスタグラマーさんがアップされてた カレーが美味しそうだったので、お友達にお願いしてテイクアウトしてきて もらいました。 Little Indiaのムスタファセンター近くにある、Raj restaurantというベジタリアンカレー屋さん。 インスタを参考に、お勧めカレーを買ってきてもらいました。 ・Baigan Korma ナスのカレー ・Master Paneer カッテージチーズ&グリーンピースのカレー ・Bhindi Masala オクラのカレー ・野菜のビリヤニ(ご飯) どれもハズレなかった! 写真左下、ナンの横に写ってるのはマサラドーサという、クレープ生地の中に 野菜とポテトが入ったものなのですが、これが皆お腹いっぱいなのに つい箸が伸びてしまう一皿でした。 美味しいカレーとお酒と、終わらないお喋りで 最後の夜はふけていきました。 Raj restaurant 76 Syed Alwi Rd, Singapore 207655 にほんブログ村 #
by yukosing
| 2016-08-02 03:20
| Singapore グルメ(カフェ)
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Comments(4)
2016年 07月 31日
どうもご無沙汰しております。
久しぶりすぎて、ブログの書き方を忘れかけておりますが・・汗 今日はお知らせとご挨拶を豊橋の実家からアップします。 近しい友達やfacebookで繋がった友人はもう周知の事なのですが ひゅー子家は7月中旬にシンガポールを離れ、私と子供たちは日本に一時帰国しています。 夫のみ一足先に新天地での新生活がスタートしました。 引っ越しでパソコンが船便に入ってしまう前にブログでもご挨拶をしたかったのですが、 直前の直前まで旅行に行ったり一日3件くらい用事をこなしたり 駆けずり回っていて、ご挨拶が遅くなってしまい失礼いたしました。 夫の異動は昨年12月に決定していたので、半年の準備期間はあったのですが 毎度ラストミニッツの私なので、断捨離も直前にならないと重い腰があがらずで、、。 しかしやる時ゃやるよで最後は周りの友達が驚くくらい潔く(笑) シンガポールに引っ越した時は90箱で来て家族も増えたのに、72箱に減りました。 (私にしてはよく頑張った!!) シンガポールには、まるっと5年が過ぎようとした直前の引っ越しで 4年と11か月を過ごしたことになります。 5年近くいても、私はまだシンガポールに居たかった、 それくらいシンガポールが好きでした。 都会のシンガポールはお金を出せば何でも手に入って 世界中から新しいもの、お店、イベントがどんどんやってきて それを追いかけて発信していくのが私の活力でした。 引っ越してきた時ぺーが1歳2か月で、その1年後くらいに娘をシンガポールで 出産し、必然的に子連れで行ける場所や遊び場をアップす事が多かったのですが 直接面識のない方からも、人づてやコメント欄で 楽しみにしていると言ってもらえたことがとても励みになりました。 はじめはトロントの友達と身内だけしか読んでいなかったような拙いブログでしたが 今ではたくさんの方がアクセスしてくださるようになり 感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございました! 自分も過去記事を読み返すと、そういえばこんな場所あったなぁと 半分忘れていたりもするのですが ここはあの人と行ったなぁ、あの話で盛り上がったなぁと 芋づる式に思い出がよみがえってきます。 その土地が自分にとって大切な場所になるかは モノゴトだけでなく 一緒に過ごした人の存在が大きいと思います。 シンガポールの前に半年間暮らした横浜は、友達もほとんどいなかったので シンガポールに引っ越した後も、横浜を懐かしんでホームシックになることは なかったですが シンガポールでは一緒にガハハと笑いあえる友達がいてくれたお陰で 今後シンガポールシックになる確率は相当高い予感がします。 自分がシンガポールから去る現実を、 直前まで受け入れられてなかったのですが、旅行から戻った 7月上旬にコンドやHDBにシンガポールの旗が翻り 8月のナショナルデーの準備が始まっているのを見て 「あぁ今年はナショナルデーの花火を見られないんだぁ」とそこで実感しました。 今日、シンガポールのお友達のfacebook投稿で、今年の花火はマリーナエリアではなく スポーツハブで行われると知り、 こうやってもうシンガポールの‘‘今‘‘を肌で感じられなくなるのだなぁと 離れてしばらくした今、寂しさをひしひしと感じています。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● さて、ひゅー子家は次はどこへ行くかというと・・ ベトナムはハノイです。 シンガポールと真逆とまでは言わなくても まったくカラーが違う国。 今のシンガポールがイケイケドンドンの日本のバブル期のようだとしたら ハノイは今だ昭和50年代の日本といったところでしょうか・・? 私はOL時代、10年くらい前に出張で一度だけハノイにいった事があるのですが、 とにかくインフラが整ってなくて、ネット回線が遅くてイライラし クリスマス時期でも街中にイルミネーションは殆ど無くホテルの中にツリーが一本 あっただけでした。 その10年前の出張のとき隙間時間に作った木彫りのハンコを今でも持ってるという、 物持ちの良い私。笑 6月初旬、義母に子供たちを見てもらっている間に 夫と私だけでハノイに家探し&幼稚園下見に行ってきました。 飛行機の上から見たハノイ。畑、湖、畑、山、、 空港のすぐ近くに牛がいた(笑) 街中は、10年前と変わらず、バイクバイクバイクの波。 車よりバイクが主導権を握っている感じ。 初日は道路を横断するにもキャーキャー言ってましたが、2日目から慣れました。 二日目は、子供を置いてきたからできる技、不動産エージェントとバイクを二人乗りして ビューイング(笑) 後部座席から見るバイクたち・・ たいがいのモノはバイクで運ぶ、ベトナム人のパワーに目を丸くしました。 スーツケースにエアコン(室内機と室外機セットね)、建具にチャリンコ。 3日間でいろんなバイク便に遭遇。 ハノイに引っ越したら、「本日の、たいがいのモノはバイクで運ぶ」シリーズでも 書こうかしら。w ハノイに下見に行って、実際に今のハノイを自分の目で見て、感じて 不安だった部分が「そこまででもないな」と軽減され、 家と幼稚園も決まり、ホッとしました。 シンガポールと全然違って今でも煌びやかさは全くないけれど 混沌とした中でも、キラリと光るものを発見する楽しみがありそうな そんな街でした。 現地エージェントに教えてもらってブンチャーやさん。 フォーが普通のラーメンとしたら、ブンチャーはつけ麺。 炭で香ばしく焼いたお肉が柔らかくて激ウマ!これで150円 ベトナムは物価が安くて、外でビールを飲んでも200円。呑み助にはたまりません(笑) ハノイに引っ越しするに際して、ガイドブックより何より参考になったのは 現地で暮らしている数人の駐妻さんのブログでした。 ハノイにもこんなオシャレな店があるんだ!と、いくつもの発見があり 現地に足を踏み入れるのが不安からワクワクに変わりました。 自分がまだ住んでいない土地のブログを読んで、そういった感情を抱き ブログの役割を再確認した気がしました。 ひゅーひゅーブログも 約5年間、シンガポール生活について自由奔放につづってきたブログですが 何かひとつでも、役にたったとか、移住するのが楽しみになったとか そうであればこんな嬉しい事はありません。 そしてこれからも、私の日々の備忘録が 誰かの小さなキッカケになれたらなと思います。 実家に帰省してしばらくボーっとしてましたが 自分用のPCとwifiも設置したし! シンガポールの写真を全部ハードディスクに落としてきたし! ハノイ生活がスタートするまで、さかのぼって溜まった写真をアップしていこうかなと 思っております。(ナウな情報でないですが・・汗) 今まで応援ありがとうございました! これからも、よろしくお願いします。 5年間の感謝を込めて Yuko にほんブログ村 #
by yukosing
| 2016-07-31 23:00
| Singapore 日記
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