エルメスの世界 Hermès Leather Forever@アートサイエンスミュージアム |
車やスターウォーズであるとしたら
女性陣のそれは、バッグや靴。
なんでこんなにバッグひとつに心ときめくのか、自分でも不思議。
男の人には解せないかしら。
24時間バッグと靴を見ていなさい、と言われても平気。むしろそうしたい。
そんな女性の永遠の憧れは、やはりエルメス。
簡単に手の届くブランドじゃないからこそ、また憧れで
時々ブティックを覗きはするけど、買えないのに手に取らせてもらうのもナンなので
遠目に見るだけ(笑)
と、庶民には遠い存在ではありますが、エルメスの世界感をたっぷり堪能できる
「Hermès Leather Forever エルメス レザーフォーエバー」が
現在 マリーナベイサンズ脇のアートサイエンス・ミュージアムで開催中です。
「レザー・フォーエバー」は、上海、香港、ロンドンなどを巡り、2014年に東京でも開催されました。
そして今年、シンガポールに!
懐の深いエルメス、無料のエキシビジョンです!
シンガポールでは、今まで何度かエルメスの無料イベントが催され、
どれも楽しめるものばかりで、今回もウキウキと行って参りました。
→2011年 パラゴンにて。 エルメスの職人技展「FESTIVAL des METIERS」
→2012年 エルメスアート展 旧マレー鉄道駅舎
アートサイエンス・ミュージアムはこの、蓮の花の形をモチーフにした建物です。
入り口で、エルメス展に行きたいのだけどと伝えると、エルメス展の他に
ノーベル賞展も無料で見られるから良かったら行ってみて、とチケットを2枚くれました。
それは後ほど、 エルメス展の3階へあがります。
オーストリッチでできた、サイがお出迎えしてくれました
エルメスのオレンジボックスが積み上げられた入り口。
ここで寝たい(笑)
今回の催しは、タイトルの通り、エルメスの根幹であるレザーに的を絞り、
素材や伝統の職人技、歴史、個人所有のコレクションなどを展示しています。
初めの部屋は、バッグが出来るまえのレザーの展示。 エキシビジョン内のバッグは
触ってはダメですが、このレザーは触ってもOK。
さわさわ~、クンクンと最高級レザーを五感で堪能しました。
好きなバッグを押すと、その型紙が映し出される趣向。
イベントでは、パリから来ている職人がこの場所の左手奥で
バッグを制作する過程を見られるとのことですが
私が訪れた時間はやっておらず、残念でした。
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1837年に馬具工房として創業したエルメス、馬具の展示も沢山ありました。
各部屋の入り口、出口に説明のボードが置いてあるので、これで詳細を知る事ができます。
このバッグ、可愛いーーーー!!
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フランスマダムが馬鞍に跨っておりますが、これは跨るだけでなく、かなりのスピードで
動きます。それによって、目の前の円盤が動くという趣向で、大人達がきゃーきゃー言いながら
楽しんでおりました。
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歴代のケリー
こちら、手のひらサイズ。めちゃくちゃ可愛い~
昔フランス人のお客さんが、オーダーメイドで林檎ケースを作ってもらったそうな。
ベルトにはペティナイフもセットされてる~
なんとウィットに飛んだオーダー!
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こちらの暗闇の庭園には、シンガポールのエキシビジョンの為に作られた
kellydollバッグが飾ってありました。
8つの部屋をぐるりとまわり、また最初の入り口に出て終了です。
思わずもう一周してしまいました。
エルメスファンにとっては垂涎の空間、目の保養とはこのこと・・
女性には特にお勧めの、エルメス展。是非どうぞ
10月25日~12月13日まで
毎日: 10:00am~7:00pm(最終入館時間は6:00pm)
毎週金曜日は午後9時まで!
@Art Science museum
6 Bayfront Ave,018974
エキシビジョンは、実はこのアートサイエンスミュージアムだけでなく、おまけ(?)として
アジア文明美術館の芝生部分に小さな展示ボックスが作られております。
せっかくなので、そちらにも足を運んでみました。
こちらは一部屋のみ、馬具メーカーとしての歴史を感じる重厚感のある空間でした。
「これ何ー?これ何ーー? 」と興味津々の娘。
アートサイエンス・ミュージアムと離れているし、こちらはこれだけなので
アートサイエンスミュージアムだけでも十分だと思います。
私はこの同じ日に歩いてこの2か所に行って、暑くて途中で断念しようかと思ったわ・・
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さて、無料でエルメス展を楽しんだ後は、もうひとつB2のノーベル賞展もせっかくなので
見てみました。
アカデミックで、なかなか興味深い展示で、かなり沢山の人が熱心に見入っていました。
2012年にノーベル賞を受賞した、山中伸弥氏の研究もビジュアル的に展示されていました。
熱心に展示を見る学生さんの姿も。頑張れ未来のエジソン
ちょっとしたブロック遊びができるスペースもありました。
「こうなったらいいな」のアイディアを何でも書いてみようのコーナー。
不治の病に効く薬ができたら。世界に戦争がなくなったら。
言葉は違えど、みんなの願いは同じです。
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そしてこのノーベル賞展示のチケットには、1本無料ドリンクがもらえる半券がついてまして、
B2のミュージアムショップで見せると、ビタミンウォーターが貰えました!
こういう展示を見終わる頃には喉が渇いているので、嬉しい~!なんと太っ腹。
蓮の形をしたアートサイエンス・ミュージアムの入り口付近は、蓮の花が咲いています。
アートサイエンスのすぐそばのMBS入り口から中へ入ると、昔スケート場があった場所に
クリスマスの飾りができていました。
ハロウィーン前からぼちぼちとクリスマスの飾りつけがはじまっていましたが
シンガポールの街はすっかりクリスマスです。
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話はエルメスに戻りますが、エルメスのHPの中に「エルメスの世界」というページがあり、
ただコレクションを並べたHPとは全く違う、今回のイベントのようにエルメスならではの遊び心が
詰まったページで、大好きです。
特に「 だってほしいんだもの!」 はエルメスのペーパークラフトバッグが作れちゃう、
子供と楽しめるクラフトのページ。
現在は、クラッチバッグのジジェが作れます。
私の結婚式の時は、ちょうどケリーバッグで可愛さ満点でした。
これに花びらを入れて、フラワーシャワーに使いました。
懐かしいな~
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日本からも読んでくれて嬉しいー!ありがとう!
結婚式は6年前にトロントでやったのだけど、その頃から、いや思い起こせば小学生の時に「りぼん」の付録を組み立てる辺りから、こういうチョコマカとやる事が好きだったのかも!
トロントだから、日本から私の友達は呼べず、35人くらいでアットホームな感じの結婚式だったのよー。スライドショーも結婚式の直前に自分で作って、クマのできた新婦でしたわ。笑