ついに完成オープン!旧最高裁判所と市庁舎がミュージアムに生まれ変わったNational Gallery Singapore |
シンガポールの新しい美術館「National Gallery Singapore」が11月24日オープンしました。
シティホール駅にほど近い場所にある
旧最高裁判所と旧市庁舎の、2つの歴史的保存建造物をくっつけてひとつのミュージアムに
した、建物自体にも注目すべき美術館!
床面積は64,000㎡と、オルセー美術館などヨーロッパ有数の美術館に匹敵する
アジア最大級の大型美術館です。
2005年にリーシェンロン首相が着工を発表、
2011年に竹中工務店とシンガポールの共同会社による大規模な工事が始まりました。
こちらが緑色のドームと立派な柱が目をひく、旧最高裁判所。
1939年、イギリス植民地時代に建設された事が一目みて分かる、
シンガポールの西洋建築の代表的なもののひとつです。
その向かって右、横にながーい旧市庁舎。
ここは太平洋戦争終結時に降伏文書の調印式が行われた場所であり、
またリークアンユーが涙を流したあの独立宣言が行われた場所でもあり、
シンガポールのいくつもの歴史的瞬間を見守った場所といえます。
ちなみにオープン1週間前でも外の工事をしてました。笑
オープン当日は例のフェアに行く用事があったので(笑)
オープン2日目、娘と2人で行って参りました。
今後PR保持者は入場無料ですが、外国人は通常$20の入館料がかかります。
が、12月6日までは無料で入館できます!
無料ですが、混雑を避ける為にチケットを入手しておく必要があります。
こちらから訪問の日時を選択し、オンラインでチケットを買い(といっても無料なのでカード入力などはなし)
バーコード付きのe-チケットをプリントアウトして持参します。
平日は10-2pm、12-4pm、3-7pmの3パターンから選択できました。
この時間に入館すれば、あとどれだけ居てもok
※チケットが無くても、パダン側入り口から入れてもらえますが、混雑していたら
入場制限があり、並ばないといけないようです。
入り口は3か所、Supreme Court Lane側以外のどこからもアクセスできます。
City Hall B出口から一番近いのはColeman street側、City Hall(市庁舎)側で
歩いて4分くらいです。
ふたつの建物が渡り廊下、地下で繋がっています。
なかなか複雑で、どうまわってよいか、ぐるぐるしてしまい、かなり見逃しもあった感じ。
入り口でもらえるフロアガイド及びギャラリーガイドを貰うのをお忘れなく。
1階中央部分は、2つの建物をつないだ吹き抜けの開放的な空間になっていました。
重厚感のある2つの建物の外壁、その2つをつなぐ空中廊下、
モダンなガラス屋根と上に向かって真っすぐ延びる木のような柱。
「パダン・アトリウム」と名前のついたこの空間は、パダン(向かいの芝生)からの
光がアルミパネルを通して優しく入り、歴史的建造物が近未来的に生まれ変わった事が
手に取ってわかる凛とした空間でした。
当時は地下部分はなく、この改装工事で地下ができたそうです。
最高裁判所側の1階は、Supreme Court Foyer という
黒と白のチェッカータイルが印象的な空間。
もともとはゴム材の床だったのが、今回大理石に置き換わったそう。
この8角形の下には、タイムカプセルが埋められているそうですが、
西暦3000年までは開けられないんだそう・・
3000年て、どんな先なんだーーー
重厚な手すりの階段はフォトジェニック。記念撮影をしている人も沢山いました。
National Gallery には、今後全部で8つのレストランがオープンします。
まだ殆ど営業してませんでしたが、このOdetteというモダンフレンチのお店は既に
営業を開始していました。
牢獄も・・
建物ばかりに目がいってしまい、あまりアートまで全部見てまわっている時間が
ありませんでしたが、いくつの部屋にも分かれたギャラリーは、
最高裁判所だった部屋を利用した重厚な空間なものから
近代アートな空間など
19~20世紀のシンガポールと東南アジアの絵画、彫刻、版画、写真など
8,000点の近代美術を所蔵されているそうです。
※画像はお借りしました
旧最高裁判所側の5階には、Rotunda Domeというドームがあり、これもこの美術館の
ひとつの顔となっています。
昨日は、オープニングパーティでもするのか、近寄れなかった~
先に旧最高裁判所サイドを見て、後で市庁舎側に戻りました。
何となくホテルの内側のような回廊が印象的で、均衡のとれたシティーホール側。
コートヤードの周りにも、ぐるっとギャラリーがあります。
3階のCity Hall Chamber
最後に、こんな子供用アートスペースを発見
(1階 keppel centre for art education)
その時には娘はお昼寝タイムでした。とほほ。
ツリーハウスなどもあるようだったから、無料の間にまたリベンジしようっと。
※追記: 後日こちらのキッズ用プレグラについてアップしました。
→
ナショナル・ギャラリーで子供と遊ぶ&シンガポール景色が一望できる屋上テラス
1階には、ミュージアムショップ「Gallery&Co」がありました。
他のミュージアムショップは、もっとその美術館に特化したような雑貨や画集が置いてあったり
するものだけど、ここはミュージアムショップというよりは、雑貨屋さん!でした。
「HAY」の北欧デザインステーショナリーや、メゾンキツネのアパレル、
ナウなデザインものが多くて可愛い!
余談ですが・・
この日も昼間は晴れていたのに、ギャラリーを出る頃には暗雲が立ち込め
ポツポツと雨粒が!!
急いで一番近い駅直結のモール、Capitol Piazzaに駆け込み、セーフ~。
濡れずに帰路につけました、
がっ、
ベランダに洗濯物を出しっぱなしにしており、2回まわした洗濯物がずぶ濡れに
なっておりました。おーん
11月27(金)から29(日)までの3日間は、
アートカーニバルという催しが美術館の前のパダンで行われるそうで、
8pm,9pm,10pmには 10分間パダン側の壁にプロジェクションマッピングで
光と音楽のショーが行われるようです。
National Gallery Singapore
1 St. Andrew's Rd
Singapore 178957
10.00am to 7.00pm (Mon – Thu)
10.00am to 11.00pm (Fri – Sun)
※2015年12月6日まで無料。無料チケット購入はこちらから
その後の通常入館料:
シンガポール国民と永住者および6歳以下の子供は無料。
外国人の大人は$20、7歳~12歳の子供は$15
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でもって、気になってたところの情報upありがとう(=´∀`)人(´∀`=)
ところで…ここの階段での帽子なげ、えになると思わない?!\(//∇//)\いひひ
ほんとよ、私パソコンなしでは暮らせない体になってしまったわ。
お!やはりチェック済みだったわね~♪無料の間に是非行ってみて!私もキッズエリアの為に来週もう一度リベンジするわ。
階段のところ、広くて人もまばらで、フォトジェニックで、最高の場所よね。帽子もって集合~♪
こんばんは♪ 来年のシンガポール行きはもう予約されてますか~? 年明けから娘が幼稚園スタートで、私は身軽になるので、今まで行けていなかった遠いホーカーなどにローカルフードハンティングに行きたいと企んでおります。
タイムカプセルが行方不明ですか・・汗。知りませんでした! スタジアムを作る時に明るみにでたのでしょうか。今回のタイムカプセルも、埋めた時からもう80年近く経ってるんだから、これを機に公開しちゃえば良かったのに・・と密かに思いました。
メゾンキツネのトート、実はこれ一時帰国の時に探してて、ネットでは売り切れでガッカリしていたの。こんなところに!とゆーこさんの写真見てお店寄って買ってきたよ♡日本の販売価格の半額以下だった♫
ゆーこさんの写真のおかげで、思わぬところで良いお買い物ができたわ♡ありがとう〜!
お返事遅くてすみません!後ほどFBよりご連絡いたします^^
おおーーっ、そんな事があったとは!メゾンキツネ、色々可愛いよねぇ♪まさか日本より安いなんて(笑)意外なところでお役に立てて良かったわん^^